目次
お店データ
- 店名:ザ・ミュンヒ (THE MUNCH)
- 所在地:大阪府八尾市刑部2-386
- アクセス:高安駅から647m
- 電話番号:072-996-0300
- 定休日:年中無休
- 食べログページ:
これまでに飲んだ珈琲とは別次元!
一生のうちに一度は訪れたい老舗の珈琲専門店!
大阪・八尾に1981年創業した珈琲専門店「ザ・ミュンヒ (THE MUNCH)」さん。
これまで幾度もテレビや雑誌などで紹介され、全国的に有名になった珈琲の名店です。
話題の理由は「珈琲への半端ないこだわりぶり」。
珈琲の常識が覆りますよ。ちょっと場所的には良くないですが、ここのためにわざわざ行く価値はあります。
店舗の外観
お店は近鉄高安駅から徒歩約10分。
歴史の深そうな外観の建物がお目見え。
建物の片側だけが黄色。
「創業1981年 珈琲だけの店」というフレーズが目を引きます。
店舗の内観
店内は雑多な雰囲気。
奥には店名の由来にもなっている「ミュンヒ」のバイクが飾られていました。
席数は思っていた以上に多く、合計20席。
壁には「飲む珈琲より嗜む珈琲」の格言が。
相当珈琲に対するこだわりがすごそうです。
メニュー表
メニューはもちろん珈琲メイン。
通常の珈琲もありますが、中でもぜひ注文してほしいのは「創作抽出(想定外)珈琲」。
これが本当に想定外でびっくりすること間違いなし。珈琲の概念がひっくり返ります。
よく見るとチーズケーキなどのスイーツメニューもありました。
甘味が欲しい方には嬉しいですね。
まず最初に「ストロング」を注文すると、大量の珈琲豆が到着。
これで珈琲一杯分みたいです。
通常の数倍使用していて、ネルドリップに溢れんばかりに盛られています。
こんな状態初めて。この時点ですごいビジュアルです。
ここにちょっとずつお湯を注ぎ入れていきます。
本当にちょっとずつしか入れていかないので、30分~1時間はかかります。
下の部分が浸透してきて数滴液が滴るまでにも数十分。果てしないです笑
待つ間は店主さんとの会話を楽しみます。
店主さんのこれまでの人生について、珈琲へのこだわりなどなど貴重なお話が聞くことができました。
シルクロード(2800円)
スパルタン(2800円)
待つ間に別の珈琲を注文。
ミルクが入った「シルクロード」と、コーヒーカップに入った「スパルタン」。
どちらも高級食器を惜しげもなく使用。シルクロードはバカラのグラスに。ちょっと緊張しますね。
スパルタンはすごい香り豊か。珈琲の苦味・旨味がギュッと凝縮。
シルクロードはミルクによって少しまろやかに。甘味が足されて美味しい♪こちらはビギナー向けな気がします。
シャーベット風チーズケーキ(900円)
甘味が欲しいということでチーズケーキを注文。
食べやすいように事前にナイフで一口サイズにカットしてくれています。
冷凍しているのでシャリシャリ食感。冷たくて口の中がリフレッシュできます。
ストロング
そして、入店して最初にオーダーした「ストロング」がやっと淹れ終わりました!
珈琲で1時間以上待ったのは初めてです。
ちょっとトロみがあって濃厚な味わい。苦みが先に来てあとからほんのり甘味が広がります。
美味しい。通常飲んでいる珈琲とはちょっと別の飲み物のようです。
熟成樽仕込み 氷温コーヒー(2000円)
そして今回一番の目玉は、コーヒーカップ一杯10万円の「熟成樽仕込み 氷温コーヒー」。
小さな樽に20年以上熟成させた唯一無二の珈琲。
通常時間が経つと酸化して風味などが無くなりますが、逆に長時間熟成させるとは、、まさに想定外の一杯です。
おためしサイズはスプーン一さじで2000円。
おそるおそるちょびっと舐めてみると衝撃が走ります。
まるで貴腐ワインのようでねっとりとしたフルーティーな味わい。
本当にこれは規格外。別次元の旨さ。値段にはびっくりしますが、ぜひ一生のうちに一回はご賞味いただきたい一杯です。
最後は記念に店主さんを撮影。
この肌のツヤと巧みな話術。70代とは到底思えないほどパワフルです。
珈琲ももちろん美味しいですが、珈琲仙人との会話とや国宝級の食器類も醍醐味ですよ。
ちなみに営業時間は朝6時から次の日の朝3時まで。店主さん自体規格外です。
珈琲の抽出にとても時間がかかるので、時間に余裕を持ってぜひ行ってみてほしいです。
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ザ・ミュンヒ (コーヒー専門店 / 高安駅、恩智駅)
昼総合点★★★★★ 5.0