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神戸で人気のお店「LE BOOZY」などを展開する「株式会社BOOZYS」の新業態『GATSBY(ギャツビー)』が2021年6月神戸三宮にオープン。
とあるお店の奥にある隠し扉からメンバーのみが入店できる隠れ家すぎるレストラン。お店の住所も完全非公開の“大人の秘密基地”です。
内観は1920年代のアメリカの禁酒法から誕生したニューヨークの「スピークイージー」をモチーフ。
まるで“100年前のニューヨーク”にタイムスリップしたような感覚で素敵な空間。
外の店舗は屋台風な感じなんですが、店内はクラシカルな雰囲気。このギャップがすごい。テンション上がりまくりです。
店内はバーフードとバードリンクのみ提供されるカウンター席と、全てのメニューが提供されるテーブル席があります。
テーブル席は完全予約制ですが、バーカウンターは予約無しでも入店可能。周辺で食事をしたあと軽く一杯飲むのもあり。一人でも気軽に入りやすいです。
インテリアや家具にもこだわり満載。ヴィンテージ感があります。
デートや記念日にもってこい。思い出に残ること間違いなしだと思います。
お手洗いもすごいカッコよかったですよ。
料理にももちろんこだわりが光ります。
系列店「LE BOOZY」と同様にフレンチがベース。そこに世界各国の文化やテイストを融合させ、 “世界中を旅する感覚” が味わえるニュークラシック料理が味わえます。
メニュー表はなんだかハリーポッターに出てくる「忍びの地図」のよう。
ちなみに食材には「高級」とは呼ばれないような、廃棄や売れ残りになる「規格外」の食材も取り入れるほか、牛丸ごと一頭を買い取ることを目標としていて、フードロス問題にも向き合っているとのこと。本気さが伝わります。
つきだしは自家製クラッカー。チーズがたっぷりとかかっていてワインにとても合いそう。
クラッカーはザクザク食感がクセになります。つきだしのレベルの高さにびっくり。これはかなり期待大。
まずはお店定番メニューの「タルタルギャツビー」を注文。
もも肉の「硬い部位」をあえて使用。お肉はしっかりとした食感。旨味が強くて美味しい。ほんのりタルタルの酸味が感じられました。
続いてオマール海老のスープ。
一口いただくと海老の芳醇な香りがふわっと。でもいやな濃さはなく、スイスイ飲めちゃいます。
ここでバゲットが登場。
ここの系列のパンは本当に美味しいんですよね。
スープにつけていただくのはもちろん、そのまま食べても美味しい。おかわりしたいぐらい。
前菜として鯛の切り身を注文。
一枚一枚がとても分厚くて食べ応え満点。
これは締めているのかな。旨味が凝縮されていて美味しい。
明石蛸の足を丸ごと使用した「グリルオクトパス」。
驚愕の柔らかさ。いつも食べているものとは別格です。
ここからメインディッシュ。
オマール海老を丸ごと豪快に使用。プリップリで弾ける食感。味付けも最高。
続いてゴールデンチキン。
金色に輝くチキンに惚れ惚れ。香ばしい香りがたまりません。
店員さんが切り分けてくれます。
皮はパリパリ、中の身はふわっふわ。完成度高いです。
炭火のみを熱源とするチャコールオーブン「ジャスパー」で焼き上げた究極のステーキ。
これが今回一番感動した一品。
表面は炭火でじっくりと焼き上げたためザクザクの食感。
でも中は美しいピンク色。一口食べるとお肉の弾力がすごいことに気づきます。
噛む度に肉汁が溢れてすごい。炭火の香りも漂って感動する美味しさ。
そして食後の「ミルフィーユ」にも感動。
系列店「THE BAKE」で焼き上げたパイはザックザクの食感。カスタードクリームとの相性も抜群です。
食後はカクテルでフィニッシュ。
スピークイージーの世界で独創的な数々の料理を堪能。
いやあ素敵なひと時を過ごせました。
「メンバー制」「暗号式隠し扉」「住所非公開」という希少性に加え、完成された世界観と料理。これは流行るに決まっていますね。またここは行きたいと思います。
GATSBYさんの住所と電話番号は非公開。
メンバーになるとLINE公式アカウントが登録でき、そこから住所の確認ができます。
予約もLINEの「予約フォーム」から可能。
ちなみにいまはメンバーを募集していないそう。また随時新たにメンバー募集されるそうなので、気になる方は下記の公式Instagramから確認してみてください。