『上方麦酒(上方ビール)』淡路‐レトロな雰囲気がたまらない♪廃館した銭湯をリノベした日本初の銭湯ブルワリー!‐

上方ブルワリー 淡路




目次

お店データ


牛乳の代わりにクラフトビールをぐいっと⁉
当時の銭湯をそのまま残した全国でここだけの珍しいブルワリー!

昔は「銭湯」というと実家の近所に数多くあり、時々学校終わりに行っていましたが、今では廃業している銭湯もちらほら。

昔の思い出の場所が無くなるのは寂しいなと思っていた中、廃業した銭湯をそのままリノベーションし、新たに「ビール工場」として生まれ変わったお店が2019年に大阪・淡路に誕生しました。

店舗の外観

お店は阪急淡路駅から徒歩約10分。

古くからこの土地で営まれていた「御幸温泉」をリノベーションした「上方麦酒(上方ビール)」さんです。

見た目はそのまんま銭湯。一見するとビール工場のようには見えないですよね。

店舗の内観

入り口は「殿方」「御婦人」に分かれています。

「殿方」には大きなタンクが軒を連ねており、ビールを醸造する工場として活用。「御婦人」では脱衣所や銭湯のスペースでビールがその場で頂けます。

脱衣所スペースには番台や体重計、ロッカーなどが当時そのまま現存。

中でもマッサージ機は、つぎはぎ感がより一層歴史を感じさせます。

タオルを絞るスペースも懐かしい…!

メニュー表

メニューはここのスペースで注文するスタイル。

フードなどはなくドリンクのみの提供。ただ持ち込みはオッケーとのこと。

訪問時は下記の7種のクラフトビールが揃っていました。

  • 銭湯エール
  • リラックス
  • サウナIPA
  • ホワイトボーン
  • かけ湯レモン
  • 風呂ロマン
  • 銭湯ショコラ

瓶ビール(330ml)は各1本800円。

瓶も良いですがここへ来たならぜひ「牛乳瓶」で飲んでほしいです。

牛乳瓶(180ml)は1本500円。日によって上記の中から2種類が楽しめます。わたしは牛乳瓶に入った「銭湯エール」を注文。

購入したら早速銭湯の中へ。

お湯が入っていないだけで、店内は完全に銭湯そのまんま!普段ならほとんど見ることの無い景色ですよね。

ここに座っていると、幼い頃親に連れられて行った時のことを思い出します。

お湯が抜かれていると意外にも底が深いんだなと新たな発見が。

銭湯エール(500円)

腰に手を当ててそのままぐいっといくのも良いですが、わたしはそっと手すりのところに置いて撮影。

ところどころ色褪せた銭湯をバックに、クラフトビールが入ったレトロ可愛い牛乳瓶が映えます。

銭湯エールは尖った感じはなく、スタンダードなクラフトビール。かなり飲みやすくゴクゴクいけちゃいます。

この空間のせいもあるかも知れませんが、お風呂上がりにキュッと飲みたくなる味です。

風呂おけもそのまま。

熱湯と冷水を出す蛇口。

この調整が最初難しく面倒に思っていましたが、今では懐かしく思いますね。

奥にはサウナスペースと水風呂が。

当時は一回の利用で150円。すごい価格設定。

もういつまでもこの空間にいたくなるぐらい居心地が良いです。

飲みながら散策をするとあっという間に牛乳瓶が空に。

飲み終えたらこちらのケースに入れておしまい。このケースも懐かしいですよね。

銭湯をリノベしたブルワリーってどんなとこだろうと思っていましたが、いざ行ってみるとそのレトロな雰囲気に感動。

上方ビールも美味しいし大満足でした。

気になって他でも売っているのかなと調べてみると、意外にも色んな飲食店で提供されていました。中にはわたしが時々行くお店にも。上方ビール。これからどんどん増えていったら嬉しく思います!

営業時間は土・日の12時~17時(ラストオーダー16時30分)。

ちょっとアクセス的にはそこまで良くはないかも知れませんが、ぜひ一度は行ってみてほしいお店です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

平成生まれの関西グルメブロガー。 大阪を中心に美味しいお店を日々食べ歩いています(‘ω’) 美味しいものを食べている時が生きていて一番シアワセ♪ このシアワセを多くの方に知ってほしくて当ブログを立ち上げました! 休日は梅田キタ・ミナミ・中央区周辺を自転車で5軒~7軒飲食店をはしごすることもしばしば。 ジャンルはかなり幅広いですが、お洒落なカフェや居酒屋に行くことが多いです。 本サイトを通じてみなさんに楽しい食事の時間を過ごしてもらえれば嬉しいです(*´▽`*)