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2022年2月京都の錦市場の一角にある魚屋の奥にひっそりとオープンした隠れ家すぎる懐石料理店「錦ゆしん」さん。
こちらのお店は「丸太町やんがす」さんに行ったことのある方限定で行くことのできる完全紹介制のお店。
やんがすさんを彷彿とさせるイノベーティブな懐石料理が堪能できます。
数々の料理と珍しい日本酒とのペアリングもおすすめ。気になる方はぜひ一度やんがすさんへ行き、通行権をゲットしてください。
★★★☆☆3.63 ■京都で〝食の新体験″をコンセプトに新しい発想のお料理を。 京都×イノベーティブ×酒懐石 ■予算(夜):¥10,000~¥14,999 丸太町やんがす (丸太町(京都市営)/割烹・小料理) - 食べログ |
お店の入り口は「錦大丸」という魚屋さんの横の通路。
初めて行く方は「ここで合ってる…?」と驚くと思いますが、恐れずそのまま直進してください。
進んだ先には怪しげな扉がお目見え。
隠れ家感満載でワクワクします。
扉を開けると落ち着いた和モダンな空間が!
あの魚屋さんの横の通路から繋がっているとは想像もできないほど、外観と内観のギャップにびっくりします。
席はカウンターのみ。デートや会食などにもってこいの雰囲気です。
料理は「おまかせコース」(15,000円)一択。
お酒好きはぜひ「日本酒ペアリング」(10,000円)を。有名なものからこれまでに見たことの無いレアなお酒が料理に合わせていただけます。
数が多すぎたので抜粋。
「飛露喜」「No.6」「磯自慢」「ゆきおんなにごり」など14種をいただきました。
これだけいただいて10,000円はかなり安いのではないでしょうか。帰る頃にはベロベロですっかり良い気分になりました。
ここから料理の説明。
高級食材を惜しげもなく使った料理たちがどんどん出てきます。
雲丹と塩辛の意外な組み合わせに一品目から驚き。
イイダコは低温料理で。
上からは山椒のシャーベットを。
琵琶湖で獲れた鮭を炭火焼に。
下には発酵させたキャベツが。上からはイクラとカラスミをたっぷりとかかっています。
うなぎの上には湯葉。
とろける美味しさ…!
甘鯛のウロコがパリッパリ。
身のふわふわ食感とともに楽しめます。
添えられた玉ねぎのキャラメリゼも秀逸。
そらまめのソースと菜の花が。
一口食べると磯の香りがふわっとやってきます。
まぐろは燻製醤油で。
かなり味付けが濃いめでお酒が進みます。
珍しいホタルイカのハンバーガー。
ウドも入っています。揚げているからなのか、ホタルイカの甘みが強調されているように感じました。
見た目のインパクトがすごい。
手羽の中にはなんとボタン海老が詰まっています。
上には帆立バター醤油と雲丹が。
面白い組み合わせですね。
普通とは違う豚キムチ。
なんと苺のキムチを使っているんです。
甘さのあとに特有の辛みが。初めて食べた味でした。
ポン酢でさっぱりとした後味。
稚アユの天ぷら。
衣はカリっと。美味しいです。
ここで小休憩。
またしても初めての組み合わせ。
のどぐろとブルーチーズが意外にも合うんです。すごい発想ですね…
出汁はすっぽんから。牛肉の旨味も溶け込んで絶品。
〆の土鍋ごはんは筍ごはんとサーロインごはん。
春の訪れを感じさせる味わい。
サーロインごはんも間違いない美味しさ。
最後のスイーツまで抜かりなしでした。
しめて計20品の独創的な料理ばかり!素材はもちろんですが調理法や組み合わせにもこだわりを感じました。
次はどんな料理とお酒が出るのかなとワクワクが止まりませんでした。
ぜひ行ってみてほしいです。
ちなみに朝は会員でなくても訪問可能。詳しくは公式Instagramをチェックしてみてください。