目次
2021年3月大阪・中崎町にオープンしたパティスリー「hannoc (ハノック)」さん。
オープン直後から話題を呼び、営業時間前から長蛇の列ができるほどの人気店に。その理由は、全員20代のパティシエが作る個性溢れるケーキたちがいただけるから。
ケーキ作る工程を間近で見られるのも大きな特徴。人と人との距離が近く、温かみが感じられる素敵なお店なんです。
お店は中崎町駅から徒歩約1分。
グレーでシックな店構え。休日となるとオープン前から20人以上の行列ができることも。
店内の壁はコンクリート打ちっぱなし。
シンプルで落ち着いた空間に仕上がっています。
席は2人用のテーブル席のほかに、カウンター席が数席設置。
席数は意外と多く、外で並んでいても数十分ほどで入れるかと思います。
ケーキは約10種類。
各ケーキには素材と特徴が記載。
そのほかケーキを作ったパティシエの顔写真が掲載されています。
冒頭でも書きましたが、ハノックさんで働いているパティシエは全員20代。
これまで有名ホテルやパティスリーで勤務した経験があり、ケーキはパティシエ一人ひとりが作ったオリジナリティ溢れる素敵なものばかりなんです。
なんだか顔写真があると、より親近感というかパティシエの想いが直接届いたように感じられて良いですね。
ディスプレイの奥には作業場が設置。
パティシエが作る工程を目の前で見られます。どうやって作っているのかついつい魅入ってしまいますね。
中でもお店の人気は、雲のような形をしたケーキ「ニュアージュ」。そのほかタルト・フレーズなどが良く売れていたように感じました。
ケーキだけではなくタルトなどの焼き菓子も種類豊富。
濃厚テリーヌやバターサンドなどはオンラインショップからでも購入できるそう。
フィナンシェはテイクアウトをする方が多かったです。
ドリンクはコーヒーや紅茶のほか、フルーツティー、バタフライホワイト、ボタニカルジンジャーエールといった目でも楽しめるおしゃれなものも揃っています。
ぼくが注文したのはバタフライホワイト。
ヨーグルト風味で爽やかな後味。店員さんによるとどんなケーキでも合うドリンクとのことです。
フルーツティーはオレンジやいちごなどの果物がゴロゴロ。
酸味もあってフレッシュな味わい。
ケーキは人気のニュアージュを。
「ニュアージュ」はフランス語で”雲”を意味するそう。ぴったりなネーミングですね。
表面の雲の部分は柔らかいココナッツムース。
中はアーモンド風味のしっとり生地に、サクサクのクレープ生地、ライムのクリームといちごのジュレが層になっています。
ココナッツムースの甘さのあとに、ライムやいちごの酸味がやってきます。クレープの食感も面白いし、完成度の高さに驚きました。
見た目可愛くてシンプルですが、中は計算し尽くされた素材ばかり。美味しいです。
タルト・フレーズはちょっと変わった形のいちごのタルト。
アーモンドクリームの香りがアクセントになっています。
レモリンは瀬戸内レモン、ババロア、ヨーグルトムースを合わせたタルトシトロン。
レモンの酸味が際立っていて後味さっぱり。
ケーキ一つひとつ全然特徴が違っていて、どれも美味しかったです♪
最後のお見送りには「お味いかがでしたか?」など声をかけてくれて接客も素晴らしく思いました。
あとSNSの使い方も上手ですね。パティシエそれぞれが名前を出して、各人のアカウントで情報発信。ファンの増加に繋がる気がします。
忙しい中でも気配りもすごいし、また行きたいと思いました!
大阪観光にもぴったり。ぜひ一度ハノックさんのケーキを食べてみてほしいです!