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「正寿院(しょうじゅいん)」は約800年前に建てられた寺院で、寺院には「不動明王坐像(国指定重要文化財 鎌倉時代 快慶作)」がおられます。
ここは若い女性を筆頭に人気の京都観光スポットになっています!
客殿にあるハート型の「猪目窓(いのめまど)」がとても可愛らしい♪
窓からの景色は季節によって変わり、春には桜・夏は新緑・秋は紅葉・冬は雪景色など異なる風景が楽しめます。
猪目という文様は災いを除き、福を招く意があることから、良縁祈願や幸せを呼ぶ窓と知られ、結婚式の前撮りスポットとしても人気があります(婚礼の撮影は事前申請が必要)。
また、160枚もの画が並ぶ「天井画」も名物。
見上げると天井一面に色とりどりの美しい画が埋め尽くされています。
300年前に描かれた本堂内陣天井画を復興。多くの著名な日本画家が協力し、「花と日本の風景」をテーマに描かれています。
ツバキや桃、アヤメ、竹など四季折々のお花や、山々があるほか、舞妓さんなども数枚隠れていました。
畳に寝そべって写真を撮ると綺麗に撮れるのでおすすめですよ♪
夏季には庭のところにしゃぼん玉をモチーフにした風鈴が。
何とも涼しげで癒されます♪
また、「正寿院」では夏季限定で「風鈴祭り」を開催。(大体6月中旬~9月18日ごろまで)
正寿院境内にて、2,000個を超える風鈴が展示されます。
風鈴は色や形がさまざま。
ひまわりや紅葉、あじさいなど四季を感じさせる風鈴がエリアごとに並んでいました。
風が吹くと色んな音色が聴こえてきて、美しいハーモニーを奏でます。
これほどまでに多く並んだ風鈴は初めて。その数と音色に圧倒されます…!
夏の風物詩として知られ、「京都の風鈴寺」とも呼ばれるそう。
寺院周辺は京都市内と比べ気温が5℃ほど低く、少し涼しく感じました。風鈴の可愛い見た目や音色、自然の風など五感すべてで満喫できますよ♪
中にはてるてる坊主も紛れていました。こちらも可愛いですね♪
公共交通機関だと上記の方法で行くことができます。
駐車場は第一駐車場と第二駐車場があり、およそ60台駐車可能。そのほか近くのパーキングエリアは無いので注意です。
宇治駅からタクシーで向かうと片道5,000円。少し値が張るので、個人的には宇治駅発の特別車両「宇治茶バス」を利用することをおすすめします!
3月中旬~12月中旬の土日祝限定で、1日2便運行。
時刻表などの詳細はこちらから→ 京都京阪バス
片道660円とかなりリーズナブル。
正寿院のほかに宇治周辺を周りたいなら、「路線バス1日乗り放題乗車券」を購入するのもおすすめ!
1枚1,300円なので、正寿院以外に1か所でも観光すればお得です!乗車券が木製になっているのも素敵♪持って帰って思い出に残すこともできます。
バスの内装は正寿院をモチーフ。
客殿にあるハート型の「猪目窓(いのめまど)」がある席が一番人気。
バスは出発する30分前ぐらいに駅前に着くので、それぐらいに行くのがベスト。ギリギリになると座れないことも多いので注意です。
バスのストップボタンも可愛いハート型。こういう細かい点までこだわっているのすごいです。
宇治駅からバスでおよそ40分。ここから800m歩いて寺院へ向かいます。
急こう配なところもあるため熱中症に気を付けてください。バス停留所近くに自動販売機があるので飲み物はそちらで購入しましょう。
9時00分~16時30分まで。
※12月~3月は10時00分~16時00分まで。
通常時600円(お茶・菓子付き)。
※風鈴まつり期間中700円(お茶・菓子付き)。
※現在コロナの影響のためお茶は無し。
毎年8月17日は終日拝観中止。
毎年4月第3日曜日は拝観は終日客殿のみ。
「庭を見ながらヨガ」開催の為、2021年4月11日・5月9日・6月13日・10月17日の10時50分~12時30分までは客殿のみ。