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大阪・江坂の中華料理店「清粥小菜 明」さんが2021年「朙（めい）」と名前を変えリニューアルオープンしました。
※移転後は基本的に料理写真の撮影NGです。本記事は関西のグルメサイト「ごちそうさん」の取材で撮影した写真の中で、OKが出たものを掲載しております。
外観・内観はまるで高級和食料理店のような出で立ち。
カウンター8卓のみでゆったりと過ごせる落ち着いた雰囲気です。
料理はコースのみで一斉スタート。コース4万円+ドリンク料金。1日2組限定。
値段が高いと思うかも知れませんが、ぼくが大阪で数々の中華料理を食べてきた中で、いまのところ一番の名店。行く価値十二分にありますよ。
まず驚いたのがおかわり自由のザーサイ。
これまでに食べてきたザーサイは何だったろうかと思うほど段違いの美味しさ。きっと誰もが驚くと思います。
途中で自家製ラー油をかけて食べるのもオススメ。ぼく含めほとんどのお客さんが2度3度お代わりしていました。
皮はもっちりねっとりと。
きゅうりと北京ダックの相性抜群。これぞ本物といった感じ。
またまた驚きのしじみの紹興酒漬け。
見ればわかる身の大きさ。貝ガラの中めいっぱいに身がぎっしりと。こんなに大きなしじみ初めてです。
紹興酒の風味も染みていて絶品。お酒が進む素晴らしい逸品です。
続いて旬のアコウ。
籠で蒸し焼きにして完成。身が破裂してふっくらと。
ここに特製のソースとネギ・パクチーをトッピングして完成。
身はふわふわ。中まで味が染みていて絶品…！一人分の量も多く、贅沢すぎます。
メインディッシュはフカヒレ。
丸ごとグツグツ煮込んで完成。
特製白湯ソースと辣油ソースがかかっています。
これが感動ものの美味しさ…！フカヒレ特有のつるんとした食感はもちろん、ネギやソースなどの風味が加わって最高の仕上がり。
お好みでザーサイにかける自家製ラー油をちょっとかけるのもオススメ。
今回のコースの中でダントツで感動したのはフカヒレのリゾット。
フカヒレソースにお米とホタルイカのソースをダイブ。お米は程よく芯が残っていて食感も楽しい。
皆さん食べた瞬間唸っていました。言葉が出なくなるほどの美味しさ。素晴らしいの一言です。
続いて登場したのはなんとジビエ肉。
店主さん自らの狩猟に同行するこだわりよう。
具材はシンプルにキャベツ・ピーマン・タマネギ。
濃厚なソースがマッチして美味しい。このソースをかけたらどんな野菜でもいくらでも食べられそう。
そして熊肉も最高。
ジビエ特有のくさみも全くなく、肉質も思っていたよりも柔らかめで驚き。
噛むたび旨味が出てきて絶品です。
最後は焼きそば。
シンプルながら焼き・蒸しなどいくつもの工程を経て完成する手間のかかった一皿。
ほんのり固めかな？食べたことのない独特の食感で面白い。間違いなくこれまでに食べた焼きそばの中で一番です。
〆のスイーツは杏仁豆腐とマカオ式エッグタルト。
特にエッグタルトがめちゃくちゃ好み。生地は柔らかめでやさしいたまごの味わいがたまりません。
料理にはワインを合わせるのがおすすめ。
店主さんが厳選したオススメワインばかり。
料理が美味しすぎてワインもどんどん飲み進めちゃいました。
これまでに行った中華料理店の中でダントツの一番。
どの料理も感動する美味しさで大満足。早速次の予約も取りました。
お値段は張りますがぜひ一度行ってみてほしいです！