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2020年11月大阪豊中・庄内にオープンした「喫茶初恋」さん。
細い路地裏の奥にひっそりと店を構える隠れ家喫茶店。ぼくの地元が庄内で、帰った時に見つけたお店。ここが想像をはるかに超えて良かったんです。
庄内は最近どんどんおしゃれなカフェが増えてきて嬉しい。
お店のロゴがキュート。
女の子の後ろに手紙を隠していて店名通り「初恋」を表現しています。
店内へ入ると昭和へタイムスリップしたかのような雰囲気!
確かここ以前はカラオケ喫茶?バー?的なものがあった気がしますが、カウンターなどは当時のものそのまま活用されているんでしょう。
新店ですが深い歴史が感じられて素敵すぎます。
お客さんはInstagramなどを見て来店されたであろう若い女性客と、地元のご老人たちが混在。中々にカオスです。
椅子も昔ながらでレトロ。
振り子時計は3時のまま時が止まっています。
「ここではずっと3時のおやつの時間。時間気にせず癒されてくださいね~」的なオーナーの粋な計らいかと思いきや、ただ単に故障しているとのこと。
カウンター席にはサイフォンコーヒーが。
目の前で作る様を見るために目の前に座りましたが、やはり最高の席。珈琲の豊かな香りが愉しめます。
オーナーの人柄も大きな魅力。
一人で営まれているようですがテキパキとした所作。丁寧な接客。時折見せるオチャメな返答。
「ゆっくりしてくださいね。6時間ぐらい。」って言われましたが、閉店過ぎちゃいますよ。
メニューは豪華な額縁に入れられています。メニューの紙をあえてクシャクシャに。色褪せた感を演出したかったのでしょう。
ドリンクはサイフォンコーヒーやウインナーコーヒーのほか、可愛い見た目のメロンクリームソーダなどがラインナップ。
よく見るとほぼ全てのメニューにサブタイトルが。
「あなたとは恋人ごっこなの」「そう、これが女よ。泣くな妹」などセンス抜群。
クセが強すぎますがこういうのめちゃくちゃ大好きです。
「覚えてる?二人で飛ばした竹トンボ」「私、バカな女、よせばいいのに」などどうやったら思いつくのか知りたい。
ドリンクだけではなくスイーツも完備。
プリンや、ガトーショコラ、プリンパフェなどがありました。プリンパフェはかなりボリュームがあるので注意です。
注文したのは以上の3品。
このビジュアル可愛すぎます。グラスやお皿も可愛くてテンション上がること間違いなし。
ストローもハート型で凝ってますね。
上に乗ったアイスはかなり大きめ。
こぼれるので少しクリームソーダを飲んでからアイスをいただきましょう。
プリンの食感はしっかりめ。
カラメルは苦みが強くてぼく好み。美味しいです♪
食後にサイフォンコーヒーを注文。
サブタイトルは「もう子供ぢゃないの夢見る両想い 今は片想い」。
溢れる個性とセンス。さすが。
丁寧に淹れてくれた珈琲も抜群も美味しさ。
地元の純喫茶で珈琲を嗜む。最高なひと時を過ごせました。
実家の近くにこんな素敵な喫茶店ができて驚き。最近は色んな可愛いカフェが庄内にどんどんできているから嬉しいです。
あとから調べると、大阪難波の担々麺のお店「たぶっちゃん」の店主田淵さんがこちらのお店も営まれているとのこと。
昼間はカフェ、夜は担々麺屋さんというハードワーク。でもそれをみじんとも思わせない軽快なトークと接客で驚きました。
居心地最高だったしここはこれからさらに人気になるだろうな~。また地元へ帰った時は寄らせてもらいます!